Vol.4 不動産の価格の種類とは
平成18年3月10日
1.不動産の価格は「1物4・5価・6価…」
不動産の価格の種類には不動産鑑定士が求める「鑑定評価額」をはじめ、(鑑定評価の中でも何種類かありますが…)実際に売買等の取引で成立した「取引価格」や、新聞の折込チラシや店頭広告などで日頃目にする「売り希望価格(募集価格)」、競売物件の「売却基準価格」、このほか国土交通省や国税庁、地方自治体などが公表する「地価公示価格」「地価調査基準地価格」「相続税路線価」「固定資産税評価額」の4 種類の土地価格などなど、その価格の決定主体や利用目的によって、ある一つの不動産に対し、いくつもの価格が存在していることから、不動産は一般に「1 物多価」な財産と呼ばれています。